課題曲がかぐや姫の「眼を閉じて」という曲に決まったので、それをhoriと競争するように弾いた。

すると、すぐにセンスの違いが出てきた。

私がGのコードの1弦を押さえる小指がどうしてもうまく押さえられないのに対して、horiはいとも簡単にGを鳴らしていた。
「うっそー、なんで、そんなに簡単に出来るのーーー。」と心の中で叫んだ。
私には自分が先にギターを弾くと言いだしたプライドがあったので、決して言葉には出来なかったのだ。(笑)

それと、この曲はストローク奏法で弾くのですが、horiの方がなぜか綺麗な音がするのです。
「えーー、なんであんな音がでるん?」「俺のはなんかガチャガチャした音やんけ!」と、また心の中で叫ぶのでした。(笑)

そんな練習を毎日のように学校から帰ってきたら二人でやった。

その恐るべしhoriは小学4年のときに大阪から私の街に引っ越してきた。
たまたま私が友達と遊んでいたところの近くに引越しのトラックが来て、家具を下ろし始めたので、物珍しく引越しをしているトラックの近くにいったら、horiがいた。

「お前、何年?」と聞くと、ぼそっと「よねん」と言った。
「おー、俺と一緒やん」「どっから来たん?」と聞いたら「おおさか」とまたぼそっと言った。

「こいつ、なんか不安そうな顔してるからいっちょ仲良しになったろか!」と心の中で思い、近くのお土産もんやさんまで走っていって、ソフトクリームを買ってhoriに「食うか!」とえらそうに言ってあげた。
ソフト
単純なhoriは一瞬で笑顔になり「おおきに」と大きな声で言った。
本場の「おおきに」を初めて聞いて、なぜか少し興奮したのを覚えている。

ただ、やはり、子供はおやつに弱いと再確認したのだ!って、俺も子供か!(笑)

そこから二人の仲はどんどん良くなり、やがて親友となるのでした。

あれっ?ギターの話から脱線しましたが、今日はこのくらいで・・・(笑)