今日は、ギターのヘッドとネックの間にあるナットという部品(部分)に付いてお話します。
下の画像の白い横に長い部品です。

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車の部品でナットと言えばあのまあるい鉄の穴が空いた部品ですよね?ボルトをぐりぐりまわして何かを固定したりするのに使いますが、ギターのナットは丸くなく、細長いパーツになります。
なぜ、ナットって言うのかはよくわかりません。(笑)

ナットの役目は、ヘッド側で弦を支えることです。
反対側はギターのボディの穴(ホール)の下のところのブリッジにあるサドルです。
(またまた新しいパーツの名前が出てきましたね!)

素材は牛骨やカーボン、プラスティックなどで出来ており、幅数ミリ長さはそのギターのネックの幅ぐらいとなります。

ナットはただ弦を支えているだけじゃなく、弦の振動を伝える役目もありますので、ナットの材質や高さなどで音質も変わってきます。
また、ナットが高いと弦とネックの指板(しばん)との距離が遠くなるので、弦を押さえるのに力が要り、弾きにくいギターになりますので、ナットを削って高さを調整して弾きやすくすることも可能ですが、0.何mmの世界なので、シロートはあまりやらないほうがいいでしょう。
削りすぎると後戻りできませんよ。

ただ、長い間引かれたギターや、ビンテージものは、ナットの溝が磨り減ってがたがたになるので、そうなったら交換します。
たかがナットですが、音色に影響する大切なパーツなのです。

ちなみに、価格は、いろいろ。
150円~3000円と素材によってさまざまですね。平均的には800円ぐらいでしょうか?

リペア工房にナット交換を依頼すると、牛骨素材で部品代込みで5,000ぐらいです。

12弦ギターの場合、ナットも12本の溝が彫ってありますので、特殊ですね。
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