本日は、意外と気づいていないというか、気にしていない引っ張り棒の危険について少し書きます。

まず、トラックの荷台って、前の方から後ろまで結構の距離がありますよね。

4トン車の短い荷台で6.2メートル、10トン車になると9.6メートル。

ベッドレス車では、10メートルを超えます。
また、トレーラーともなると、12メートルと気が遠くなる長さ。^_^

時に、荷下ろし先で先方のリフトマンが、トラックの後ろにパレットをトンと置いて「このパレットに積んでね!」と言われるときがあります。

そう、パレット卸しじゃなくバラ卸しの現場です。

ただ、簡単に言われても、そんな、長い距離を荷物を一つ一つ運ぶのはめっちゃ大変です。

1000ケースや2000ケース積んでたらどれだけ歩かなくてはならないのか、、、
非効率な上、時間がかかってしょうがない。

そんな時に重宝するのが引っ張り棒です。

空パレットを荷台の中に入れて荷物を積み付け1パレごとに荷台後方まで引っ張って卸せば、効率良く最短の時間で、無駄な労力を使わないので、本当に便利な道具になるわけです。

是非、トラック一台に1本は常備してほしい道具ですよね。いや、コントロールを考えると2本がベストですが。

ただ、引っ張り棒にも色んな形や素材が販売されてます。

比較的に安いのが、鉄製。これは、鉄筋を曲げれば自分でも作れるので、手軽と言えば手軽。

太さによりますが、少し重いのが難点です。あとは鉄製は錆びるので手や服や荷物を汚す可能性があります。

次にステンレス製。こちらの最大の特徴は固いということ、イコール強いということになります。

強いということは、細くても大丈夫なので、軽く仕上がる。
また、錆ないので、いつまでも綺麗なのもいいところです。

実は、テンパークでは、もっと凄い素材を販売予定中です。
これは、発売したらまた書きます。

そんな引っ張り棒ですが、みなさん意外と気にしていないのが先端のフック部分の角度です。

自作にせよ、他で販売されている商品にせよ、先端部分はL型に曲げたものがほとんどです。
単純に考えると、真っすぐな棒の先端を曲げれば引っ掛かると思いますよね?
ところが、ここに大きな危険が潜んでいるのです。

こちらの写真を見てください。

フックを90度に曲げてパレットに引っ掛けた場合、人がグリップ持っているのが地面よりずっと高い位置になり、角度でいうと45度以上になりますので、パレットに掛かっている先端フック部分は斜めになり、先が少し掛かっているだけなのです。

この状態で、100kg越えの重い荷物を力いっぱい引っ張って作業しているわけです。

そこで、例えばホームじゃなく、トラックの荷台の後ろの下でリフトが待機している状態を想像してみてください。

そうです、トラックの後ろの方まで引っ張っていき自分の足場が無くなって来た時に、引っ張り棒の角度がもっと大きくなり、フックの先端が外れた瞬間、まさに”すっぽ抜け”をして作業者は後方に飛んでいきます。

すでに凄い力で引っ張っていたので、すっぽ向けしたら手だけが外れた状態では済まず、体ごと吹っ飛びます。

高さ1メートル以上あるトラックの荷台から後方に飛んで地面に落ちた人の姿を想像してみてください、ケガは当たり前で、打ち所が悪いと後頭部を強打する可能性だってあります。もしかしたら死亡事故につながるかも・・・

便利どころか本当に危険な道具になっているのです。

次にこちらの写真を見てください。パレフック

一目瞭然、お判りいただけたと思いますが、先端を2段階に曲げることで、パレットに対してフックがしっかり入り込み、引っ張り棒の角度が変わっても抜けない構造となります。

要は、パレットの底面に対してフック先端が90度で差し込まれている状態がベストなのです。

なので、あなたが今、お持ちの引っ張り棒があるなら、是非こちらの写真のように先端を2段階に曲げてください。
すぐにやってくださいね!L型のままですと、いつかけがをする可能性がありますので、今すぐ!ですよ。(笑)

本当は、先端を尖らせた方が、どんなパレットにも対応できていいのですが、これは人の手ではなかなかできないので、せめて2段階のフックは必ず加工してください。

毎日使っている人、または今後どこかで使う可能性のある人も、引っ張り棒は便利で仕事を楽にして時間も短縮できるいい道具ですが、ケガをしては本末転倒、とにかく安全に使える状態にすることをお勧めします。

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